朝五時の食品サンプル

魔女になりたい!/朝丘せろり

箇条書きの星座〜INI TOUR 『BRAKE THE CODE』2023.1.8 夜公演の日記〜

すみません、ツイートと被る部分あるし、相変わらず推し定点気味です!

 

【開演前】

・反対方向の電車に乗ってしまった幼馴染を先に入場して席で待つことにして、隣の人に話しかけてちょっと会話をした。お互いの推しとか、いつから好きだったのかを話して、ライブ中も目配せとかし合えて楽しかった。

・席は二階席だったけど有明の時よりステージが明らかに近くて嬉しかった、見えるかも。OP映像が流れて、アリーナに人が沢山座っているのがさっきまで見えていたのに、青い光が底を満たすようにかき消して光の波がただ広がっていて、照明ってすごいなと思った。

【開演】

・Rocketeer。結論として肉眼でもかなり皆が見えた!! 黒いテカテカの衣装で皆がゴリゴリ踊っていて威圧感が凄かった

・Cardio、尾崎さん抜かれたときやばすぎたのは覚えてる。ウワ〜その表情そのものを持って帰れなくてわたしは完全に形容できないまま忘れてしまうんだろうなということが悔しかった! でもそれがアイドルのステージだもんな、言葉に出来ないものはできないまま。

・BOMBARDA。柾哉さん……柾哉さんの筋肉ダンスやべえよ……この距離からでもやばい……になって両隣(柾哉MINI)の身を案じた。

・MC。大夢くんが最初の挨拶で"この2時間半泣くための時間じゃないですからね!楽しんで笑う2時間にしましょうね!メンバーも!"って観客とメンバーに釘刺してて最高のアイドルだった。たくろむちゃん、自己開示を通じて思考し結論を出し強くなっていくタイプと、自己の目指すアイドル像があるから見せない部分を選ぶタイプで表出のさせ方は違うのに到達点が同じように見えるの面白いな……。あと京介さんがめちゃくちゃ足開いて立ってて厳ついのに第一声が「会いたかったです!」なのこの人さ〜〜!何そのかわいげ!!!ズルすぎる!!!に……

・RUNWAY。RUNWAYといえば白なので、有明だと黒いRUNWAY!?という感じだったけど、この日のステージで黒と青(衣装とライティング)のRUNWAYか!! 理解!! になった。冷たくて清い濃い青い光の下で、引き締まった黒鉛のいしょうでのRUNWAYも綺麗だった。その中で相変わらず雄大の笑顔はこちらも心が綻ぶし、フェンちゃんがなんか抜かれたときもうずっと美人で凄かった……

・ONE。京介さんもうベテランみてえな貫禄があんのよ、あの指を"1"にするところモニターでもその指の先に釘付けにさせられて美しすぎた。あと"one night kiss"で尾崎くんが抜かれていてやばかった、私は尾崎くんの目を伏せたときのお顔がいっとう好きなのでおしまいに………………

・VCR①、柾哉くんの「アイコンタクトして、お互いの気持ち、確かめあお?」を誰が1番可愛く言えるか選手権、藤牧京介様におかれましては尾崎くんをご指名いただき大変ありがとうございました。もはや木村柾哉さんの言い方が何度聞いてもあざとすぎて笑ってしまうのだが、りーくんは目の見開きについてクローズアップするし、京介はちょっと煽っているし、からの尾崎さんの役作り的なアプローチでの再構築とそのやり切りに完敗しました。白ベレーと白カーデでそれはもう完璧ですかわいい!!!!!!!! フロイニ#53からの流れ、ありがとう。あざとさを肯定して育てるタイプのアイエヌアイさんの文化、ありがとう……

・Do What You Like。車のエンジン音でコレオも車で西くんがハンドルとってるのもう……ずるいじゃん……である。

・KILLING PART。当たり前にあの頭でコンコンコンするパートがかわいい。雪の妖精尾崎くん、有明で見た時より可愛さの中にチャラさ(?)をなぜか感じて興味深かった(※個人の見解です)

・一番好きな曲のAMAZE MEで尾崎くんがカメラに抜かれた時に本当に心から嬉しそうな笑顔で歌っていて、私だけでなくあなたも嬉しかったのならそれだけでもう来た意味があったと思った。覗き込んでくるようなアングルも確かあってこの世の楽園? となって凄かった。私の中でAMAZE MEと米津玄師の春雷は同じ引き出しに入っていてとてもとても大事な曲なんだ……。

・Brighter。最後の並んだ時の時計の針の音と共に止まるコレオのこと……

・STRIDE。にゃんにゃんポーズを血眼で見てた。"行ける I believe"で尾崎くんが抜かれた時にこちらに針を刺し縫いとめるように指さしたクリアな強さで、この先わたしが折れそうになったらこの時のことがリフレインしてその度に射抜かれ続けるだろうことが決定した。

・Work space Dance。迅ちゃん本当に派手派手華やかで良い。君のやりたいこと……

・How are you。武道館の音響がたぶん低音がよく響くようになっているのかな、りーくんのど低音が聞けて嬉しかった。"その声が恋しかったよ"がライブで好きを伝えるには何ができるんだろう…と思っていたので一際響いた。

・Mirror。武道館は横並び一列で歌っていた。声量!!ありがたい!! この時の目尻にシャドウの入った尾崎くんが麗人過ぎて幼馴染とひたすら動揺してた。

・Runaway。目配せをし合ってハモっているところとかにアイエヌアイさんを感じてよかった。この歌本当にさあ………やばくない? "キミと二人 夢の中で"ですよ?(語彙の死)。自分を大事に、とずっと伝えてくれるアイドルがこの世にいることが……

・色々あったけれど私ってPasswordかなり好きな曲だな? とこの曲を聞いてぶち上がった感覚で気づいた。フェンファンのジャケットの下から肌が覗いた時いちいち幼馴染と私動揺してたからね、見てはいけないものを見てしまった感。最初からなんですけど大夢くんがカメラに抜かれた時に悦って表情を作っているの惹き込まれるしとてもアイドルで凄い……。

・CALL119、Burning崎匠海さんがめちゃくちゃ良かったことを伝えていきたい委員会の者

・Shooting star。この辺から最終日の気迫が凄すぎると多分同じことを観客たちは思い、どよめきと拍手が起こる。

・Dramatic→BAD BOYZ→SPECTRAの流れ、気迫と楽しんでるのが伝わってきてぶち上がりすぎてて会場もザワついて一曲終わる事に拍手起こってたからね最早。いいものを見たぜ最高だよINI、って皆見てた人同じこと思ってたよ多分。なんかさぁ〜〜柾哉さんがプデュのONEのときを思い起こさせる激しさ荒々しさがあってさ!!!!!たじくんも何処までもクール&スタイリッシュなのに暴れてた!!!!!フェンちゃんの被せを突き破る破裂音のような歌声もばりばり聞こえてきてめちゃくちゃやばかった………。

・アンコール、Let me fly。踊ってる時にりーくんが楽しい時間の終わりを悟っていてでもその終わりがあるからこその儚さ美しさを知っている顔で皆をまだ夢から覚めさせないようにやさしい目をして微笑んでいたので泣きそうになってしまった。

・We Are。なんかさ、演者の皆がどう思ったかも聞きたいけれど、私はWe Areで観客がワクワクしながらビデオのボタンをオンにしたときのポポポポ…という音が周り中から聞こえてくる光景に松明が灯っていくみたいでわりとあたたかみを感じていたりする。波のカノンと二番のあぶくのようなコレオが大好きだから肉眼で見ることにしている。

・最後の挨拶がちよちゃんからだったんだけど、あのちよちゃんが「全部出し切りました!」って言って始めたからもうその時点から泣いてた。命かけて踊りますってファンミで言ってた、そして本当にこの人はそういう人だなって見ていたら分かるちよちゃんだからさ……。

・大夢くん最初の挨拶からカメラ抜かれた時の表情までもマジでアイドルであんた辞退なんかしなくて良かったんだよアイドルの才能あるよ!!(野次)になった。

・人の心の機微に聡くて言葉ですり抜ける雄大がたくましく生きていきましょう! って言ってて、雄大は何かあった度にそういう風に生きてきたんだなって思ったし、雄大がそう言ってくれたからさ………たくましく生きたいとわたしも思ったんだよ…………。

・尾崎くんが最後の挨拶で自分は本当にファンの方々を支えられているのか不安になる時もあるけど今日皆さんの一人一人の笑顔を見て、支えられているのかなと思った(ニュアンス)と言っていて、会場の人の笑顔をひとつひとつちゃんと見てその中に答えを見ようとする強さこそが、それを否定せずに受け取って伝えてくれるところがどこまでも尾崎くんだと思った。オレンジのペンラが点滅して線香花火みたいだった。"夢は上下激しくBumpy"崎匠海さんがいつもベストパフォーマンスで、レミフラのときも思ったけどきみのHIP HOPも好きだよ、これからも沢山見せて欲しい。

・柾哉くんが「みんな重い荷物もって命かけてここに来てくれて」で命かけて?!って笑い起こってたけどオタクってそんくらい重い気持ちで来てくれてることを想ってくれていて………

・西くんを見たかつての仲間が楽しいと応援し続けてくれるの、プデュで見たあなたのようにあなたが関わった全ての人の人生をずっと大切にし続けているからだよ……と(何も事情は分からないけど)思った。西くんがINIの最年長で良かった。

 

***

 

忘れられない日にしましょうとあなたたちは言った。
最後にわたしは、わたしたちのこと忘れないでね、と思った。
どうやって? なんでだろう、そんなこと不可能なのに。多対一の、個としてのわたしはそれが悲しかったのだろうか? 
でも、多の中の一つがちゃんと一人の人間でできていてそれは本物だと伝えようと在ること志向するのが、わたしは認識されなくてもわたしの人生を込めて応援するのが、あなたたちを支えるたった一つの楔なのかもしれないとも思うんだよ。

 

***

 

【あとがき】

ツアー、歌い踊るINIが鬼セトリで思うぞんぶん見ることが出来て楽しかった、行って分かったことがたくさんあった、夏休み始まる前の日のように宿題いっぱい抱えてありがとうの気持ち。

オタクとして、ライブ前と後のルーチンを決めたいな〜と思った。ライブ前はとにかく総決算したくなるかもだから予定を空けておこう。それから、今回は前日に先延ばしにし続けていた排水口掃除をフロイニを聴きながらやって、ハレの日のためのケの日をやった感じが良かったので、またやってみてもいいのかもしれない。セトリは見ずに行ったのが楽しかったから、次からは目に入れないように動こうかな。終わった後はロスがすごくて、名残惜しくて記憶を切り出したらそれ以外のことは全部忘れちゃうのが悲しくて手を動かせず、でも記憶はどんどん消えていく……みたいなジレンマのなか、演劇・本・別のアイドルのステージ映像を間髪入れず浴び続けたのは結構良かったんじゃないかと思う。見てみて比較して砕いた中で残った推しの概念の欠片を漂わせて、何をもらったのか改めて明らかになるのが興味深かった。ライブの日に買って一口食べたかぼちゃプリンを、一日で食べきらず二日間かけて食べたりもしたので、シュトーレンみたいにお菓子を少しずつ食べながら振り返るのもいいのかなって思った(なおわたしはいつもクリスマスはギリギリになってから気づくのでシュトーレンを買い計画的に食べたことは、無い)。

有明の公演の後はオフラインであまり深い感想は話さなかったのだけど、今回は幼馴染とガストに駆け込んでたらふく食べながら、割と芯の部分の感想も話した。話せてよかったと思う。記憶が書き換わることもあまり恐れすぎないのも大事かなと思った。

***

また皆にライブで会いたいぜ! 
ファンレターを書けるようになりたいな……!